
声枯れ・声のかすれ
声枯れ・声のかすれ
声は、息を吐いたときに声帯(のどの奥にあるひだ)が震えることで出ます。声帯はとてもデリケートで、使いすぎたり炎症を起こしたりすると腫れたり動きが悪くなったりして、「声がれ」「声がかすれる」といった症状が出ます。一時的なものは数日で良くなることもありますが、長く続くときには病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。
急性声帯炎
風邪やウイルス感染、声の使いすぎで声帯が炎症を起こし、声が出にくくなります。
声帯ポリープ・声帯結節
長期間の声の酷使(大声、長時間の会話、カラオケなど)で声帯にできる“こぶ”のようなものです。
声帯のまひ
神経の障害などで声帯がうまく動かなくなり、声が出にくくなります。
逆流性食道炎
(咽喉頭逆流症)
胃酸が逆流して声帯を刺激し、慢性的な声のかすれにつながります。
咽頭・喉頭の腫瘍
長く続く声がれの背景に、腫瘍が関係していることもあります。特に2週間以上続く場合は早めの受診が必要です。
声がれや声のかすれは、風邪や声の使いすぎによる一時的なものから、声帯の病気や腫瘍まで原因はさまざまです。
TOP