2026年2月27日

「子どもの耳、耳垢がたまっていそうだけど、家で取ったほうがいいのかな?」
「綿棒でお掃除していいの? 奥まで入れて大丈夫?」
毎日のお風呂上がり、こんなふうに迷ったことはありませんか。
長久手市周辺にお住まいの方からも、お子さんの耳垢についてのご相談はとても多く寄せられます。
実は、**“がんばって掃除しすぎない”**ことがいちばん大切なケースも少なくありません。
地域のクリニックとして、お子さんの成長を一緒に見守る立場から、「子どもの耳垢との上手なつきあい方」をやさしくお話しします。
1. 耳垢は「汚れ」ではありません
耳垢は、耳の中の皮膚の分泌物や、はがれた皮膚、ほこりなどが混ざってできたものです。
実はこれ、**「耳の中を保護する」**という大切な役割があります。
耳には、耳垢を少しずつ外へ運び出す「自浄作用」という仕組みがあるため、放っておいても自然に外に出てくるようになっています。
「見えるから取らなきゃ!」と焦らなくても、基本的にはそのままで問題ありません。
2. 子どもの耳垢がたまりやすい理由
とはいえ、子どもは大人に比べて耳垢が詰まりやすい面もあります。
• 耳の穴が細くて狭い
• 掃除のつもりが、耳垢を奥に押し込んでしまいやすい
もし、お子さんに次のような様子が見られたら、耳垢が詰まっているサインかもしれません。
• 聞こえにくそうにしている
• テレビの音を大きくしたがる
• 呼びかけへの反応が少し遅い気がする
「なんとなく気になるな」と感じたら、無理に家で取ろうとせず、耳鼻科にお任せください。
3. おうちケアの合言葉は「見えるところだけ、やさしく」
ご家庭でのケアは、やりすぎないことが鉄則です。
• 入り口だけを拭く: ガーゼや綿棒で、入り口付近をそっと拭うだけで十分です。
• 奥まで入れない: 奥に入れると耳垢を押し込んでしまい、鼓膜を傷つける危険もあります。
• 耳かきは控える: 子どもの耳はデリケート。ベビー用のやわらかい綿棒がおすすめです。
• 無理をしない: お子さんが嫌がったり、動いたりするときは、すぐに中止しましょう。
4. こんなときは耳鼻科へご相談ください
• 耳を気にしてよく触っている
• 耳の入り口まで耳垢がびっしり見えている
• 家で取ろうとしても、硬くて取れそうにない
風邪で受診したついでに「ついでに耳もお掃除してください」と言っていただくのも、もちろん大歓迎です!
目安としては、3〜6か月に1回くらいの定期チェックが安心です。
まとめ|無理せずプロにお任せください
耳鼻科では、専用の器具を使って、お子さんのペースに合わせながら安全に耳垢を取り除きます。「痛くないかな?」「怖がらないかな?」と心配なママ・パパも、どうぞ安心してくださいね。
**「これ、取ったほうがいいのかな?」**と迷ったときは、長久手の「ごとう耳鼻咽喉科クリニック」までお気軽にご相談ください。
お子さんが健やかに成長できるよう、私たちは「自分ごと」として、ご家族に寄り添った対応を大切にしています。
